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テレ朝社長「不適切だったとは考えてない」

2018年4月24日 20:38
テレ朝社長「不適切だったとは考えてない」

財務事務次官から女性記者がセクハラを受けたとして抗議したテレビ朝日は角南社長が定例の会見を開き、女性が次官との会話を録音したことについて「不適切だったとは考えていない」との考えを示した。

角南社長は問題発覚後、初めて定例の会見を行った。この中で、角南社長は女性記者が福田次官との会話を無断で録音していたことについて「身を守るためであり不適切だったとは考えていない」と述べた。

また、女性記者が録音を週刊誌に提供したことについては「公益目的からセクハラ被害を訴えたもので、会社としても記者の考え、心情は理解できる」と擁護した。

一方で「当社の取材活動で得た情報と録音が第三者に渡される結果になったことについては遺憾に思う」と述べた。また、「社員からセクハラ情報があったにもかかわらず、社内で適切に対応できなかったことは深く反省している」と述べ、情報共有のあり方などを改善していく考えを示した。

その上でテレビ朝日として「もみ消したり、隠ぺいの意図は全くなかった」と釈明した。