小野寺防衛相は２２日、地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備を予定している山口県と秋田県を訪れ、配備に理解を求めた。

イージス・アショアをめぐっては、米朝首脳会談など北朝鮮との対話ムードが進む中で、野党などから配備計画の見直しを求める声も上がっている。

こうした中、小野寺防衛相は２２日、山口県と秋田県を訪問し、知事らに配備への理解を求めた。

小野寺防衛相「少なくとも現段階で数百発の日本に届く弾道ミサイルを北朝鮮はすでに配備しています。（北朝鮮との）対話がうまくいかなかったらその瞬間に、一気にまた私どもは緊張感をもつ対応になります。イージス・アショアの設置について、継続して政府として進めていく」

政府は、２０２３年度までに、山口県と秋田県に１基ずつ配備することを目指している。