“国民投票法改正”今国会成立は難しい情勢
憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案が5日に審議入りしたが、野党側の抵抗も強く、今国会での成立は難しい情勢。
この改正案は国民投票をしやすくするため、商業施設に投票所を設置できるようにすることなどが盛り込まれている。自民党は早期に成立させ、憲法改正の議論を本格化させたい考えだが、野党側はそれを警戒して抵抗を強めている。自民党は来週も審議を求めたが、野党側は拒否した。
今月22日に会期末が迫る中、カジノ整備法案などを優先する必要もあり、自民党幹部は「今国会での成立は難しい」と話している。