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民放将来像見据え 新方針の検討組織設置へ

2018年7月19日 17:53
民放将来像見据え 新方針の検討組織設置へ

民放連(=日本民間放送連盟)はテレビ・ラジオの「放送に対する信頼の確保」などを目指して、新たな方針を検討する組織を立ち上げると発表した。

新たに設置されたのは「放送の価値向上・未来像に関する検討推進会議」で、放送を取り巻く課題を一つ一つ洗い直す。

具体的には、国民からの信頼を確保するため、各社にある番組審議会の活動内容の「見える化」や、NHKも含め地方での送信所を共有化できないかなどについて検討する。

また、ネット配信のための著作権処理や視聴データを活用する際の業界ルールについても話し合う。

民放連幹部は「期限は区切らず、方針が決まったものから実行に移していきたい」としている。