片山さつき氏が退会届提出 二階派内の水掛け論争は収束へ
自民党の二階元幹事長が会長を務める二階派から退会を勧告されていた片山さつき議員が25日、二階派に退会届を提出したことが明らかになりました。
片山氏をめぐっては、「二階派」に所属していたにもかかわらず、去年12月以降、派閥の会合に姿を見せなかったなどとして、二階派が片山氏に退会を勧告。
一方の片山氏は去年12月、二階会長に直接退会の意思を伝えていたため、「すでに自分は無所属のつもりで活動していた」と反論しました。
事態はこれで収まらず、二階派幹部は「事実無根」と再反論。その上で、「書類で退会届を出さないと退会の意思を示したと受け止めるわけにはいかない」と突き返しました。
まさに水掛け論の様相を呈していましたが、25日、片山氏が二階派に対して退会届を提出したことが明らかになりました。退会届は受理される見込みで、二階派の所属議員数は43人となります。