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自民党総裁選出馬・石破氏が単独で記者会見

2018年8月17日 17:43
自民党総裁選出馬・石破氏が単独で記者会見

自民党の総裁選挙に立候補を表明した石破元幹事長は、17日午後4時から単独で、テーマを憲法問題に絞った記者会見を行っている。

安倍首相との論戦がなかなか始まらない中で、一人ででも会見を開いて発信を続ける考え。

自民党・石破元幹事長「(憲法)改正は、国民の深いご理解なくして、やってはならないものだと思っております」

石破氏は会見でこのように述べて、次の臨時国会に自民党の憲法改正案の提出を目指す安倍首相を批判した。

午後4時から始まった会見は午後5時過ぎも続いていて、石破氏は「何時間でもやる」と話している。

石破氏がここまでやる背景には、安倍首相の優勢が伝えられる中での焦りが見え隠れする。

石破氏の周辺は「現職の首相と違い、役職のない石破さんは会見をしないとメディアで取り上げられない」と明かしている。そのため石破氏は、安倍首相との討論会を呼び掛けているが、安倍首相サイドは「やっても得がない」として、石破氏の挑発にはのらない構え。

安倍陣営の議員の1人は「石破氏が一方的に会見しても何のアピールになるのか」と冷ややかに話している。

形勢逆転の道筋が見えない中、石破氏は来週以降も、毎日のように政策ごとの記者会見を開くことを考えている。