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予算委員会 野党が「閣僚の資質」を追及

2018年11月1日 15:52
予算委員会 野党が「閣僚の資質」を追及

衆議院の予算委員会では、補正予算案をめぐって本格論戦が始まっている。1日午後からは野党議員が質問に立ち、閣僚の資質について追及している。

立憲民主党の長妻議員は、決裁文書の改ざん問題など財務省の不祥事が相次いだにもかかわらず、先の内閣改造で麻生財務相を留任させたことについて安倍首相の考えをただした。

長妻議員「けじめつけないでいいんでしょうか」

安倍首相「二度とこうしたことが起こらないように再発防止策を講じ、組織を立て直していかねばなりません。麻生財務大臣にはその先頭に立って責任を果たしていただきたい」

長妻議員「麻生大臣どうですか。ご自身のけじめ、進退、自分でつけるという覚悟はないんですか」

麻生財務相「全力を挙げて、きちんと職務を全うしたいと思います」

一方、外国人労働者の受け入れを拡大するための入国管理法改正案をめぐっては、長妻議員が「受け入れ人数に上限はつけるのか」とただしたのに対し、山下法相は「数値として上限を設けることは考えていない」と述べた。

また、野党は片山地方創生担当相の「政治とカネ」をめぐる問題について追及している。国税庁への口利き疑惑について、片山地方創生担当相は、口利きを依頼し100万円を支払ったと主張している会社経営者から「私の関係先への振り込みはない」と改めて否定した。