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辺野古埋め立て中止要求も 首相は継続明言

2019年3月4日 15:24
辺野古埋め立て中止要求も 首相は継続明言

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先、名護市辺野古での海の埋め立て工事について、野党側は改めて中止するよう求めた。

自由党の森幹事長は、辺野古沖に軟弱地盤が見つかったことを理由に工事の中止を求めたが、安倍首相は工事の継続を改めて明言した。

自由党・森幹事長「もし、ご自分がおうちを建てられるときに敷地に軟弱地盤が見つかったら、そのまま何の地盤工事も行わず、設計も変更せず、工事させますか」

安倍首相「何の地盤工事もしないということではなくて、その工事をするんですよね。その方法は、すでに確立された方法があるということではないでしょうか」

自由党・森幹事長「辺野古ができたとしても普天間が返ってくる確証がない。今やめるチャンスじゃないですか」

安倍首相「当然、辺野古が完成し、この移駐が可能となれば、それは当然、普天間基地は全面返還されると」

一方、来月1日に新たな元号が発表されるのを前に、自民党の有村議員は元号の意義についてただした。これに対し、菅官房長官は「単に年を表示する手段としてだけでなく、日本国民の心理的一体感の支えにもなっている」との見解を示した。