自公 丸山議員のけん責決議案を提出へ
北方領土について「戦争で取り返すしかない」との趣旨の発言をした丸山穂高衆議院議員に対し、自民・公明の両党は、「けん責決議案」を21日に衆議院に提出することを決めた。
日本維新の会を除名された丸山議員は議員辞職はしない考えを示していて、立憲民主党など野党は先週、議員辞職勧告決議案を衆議院に提出した。
一方、与党側は対応を検討していたが、丸山議員に対し辞職を求めるのではなく、反省を促す「けん責決議案」を21日に提出することを決めた。
自民党・二階幹事長「これは国民のみなさんの負託を受けて当選を果たした議員の身分ですから、私はあくまでも慎重であるべきだと思ってます」
21日に開かれる衆議院の議院運営委員会の理事会では、与野党が提出したそれぞれの決議案について取り扱いが協議される。なお、丸山議員は、20日朝、「絶対に辞めるわけにはいかなくなった」と述べ、辞職する考えがないことを重ねて強調した。