水俣病の関係団体と伊藤環境大臣との懇談で、団体側の発言中に環境省側がマイクを切った問題で、岸田首相は環境省の対応が「不適切だった」と述べました。

岸田首相
「環境大臣と水俣病関係団体の皆さんとの懇談という重要な機会における環境省の対応は関係団体の皆様方を不快にさせる不適切な対応であったと認識しています」

岸田首相はその上で、伊藤大臣について「今後とも水俣病対策を進めるにあたって、関係者に寄り添った丁寧な対応をしていくことも含めて職責を全うしてもらいたい」と述べました。