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船舶危険にさらす行動…断固非難~安倍首相

2019年6月14日 23:54

安倍首相は14日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談。その内容について、国会記者会館から菅原記者が中継で伝える。

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安倍首相はさきほど記者団の取材に応じて、トランプ大統領から、安倍首相のイラン訪問に対して謝意の表明があったと述べた。

また、タンカーへの攻撃についても協議したものとみられるが、安倍首相は、「いかなるものが攻撃したにせよ、船舶を危険にさらす行動は断固非難する」と強調した。

その上で、「すべての関係国が、不測の事態が発生することのないよう自制し、緊張を高める行為は厳に慎むべき」として、「日本としてできる限りの役割について努力を重ねたい」と表明した。

日本は極めて難しい立場に置かれている。アメリカとイランの言い分が食い違っている中、明確にどちらかの味方をすることはできないし、中東地域というのは政治的な利害、バランスが複雑怪奇に組み合っていると言われるエリアだから、政府関係者はまずは「冷静な分析が必要」と強調している。