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野党は解散に追い込む迫力ない~自民会合で

2019年6月20日 21:26
野党は解散に追い込む迫力ない~自民会合で

20日に行われた自民党の各派閥の会合では19日の党首討論を受け、野党は衆議院を解散に追い込む迫力がないという指摘が相次いだ。

麻生副総理「(野党が)解散に追い込んでいくなんていう迫力はまったくないなと」

自民党・石破元幹事長「解散が怖いというのと、本気で政権をとる気があるのかということ。国民に完全に見透かされた」

安倍首相の出身派閥の会合では細田元幹事長が「衆参同日選挙もないような感じだ」と挨拶し、夏の参議院選挙での勝利を訴えるなど国会で対決色を強める野党を尻目に参議院選挙に向けて走り始めている。

一方、伊吹元衆議院議長は、「老後に2000万円が必要」などとする金融庁の審議会作業部会の報告書を麻生金融担当相が受け取らなかったことに苦言を呈した。

自民党・伊吹元衆議院議長「意にそぐわんことがあってもね、自分が諮問したんだからね。どうもありがとうって受け取ったら良かったんだよね」

一方で、この問題については「野党が参議院選挙の話題にしようとしているが、街頭演説で断固粉砕しなければならない」と述べた。