あすG20咲洲に国際メディアセンター開設
日本で初めての開催となるG20大阪サミットが28日から始まる。首脳会議が行われる大阪・咲洲の会場には、27日朝、国際メディアセンターが開設された。
会場は、大阪湾に浮かぶ人工島、咲洲にある。入口にはG20・大阪サミットのモニュメントが設置されている。
今回のサミットには、37の国や地域が集まるとあって、関係者によると世界中から約1万人の取材申請があり、この会場だけでも6000人ものメディア関係者が来場すると見込まれている。
会場では、日本、そして関西の伝統文化や食を楽しんでもらおうと、お茶を体験できるブースやたこ焼きなどを作る様子が目の前で見られるライブキッチンも設置された。サミットの取材のために集まる各国のメディアを通じて、世界に日本の魅力を伝えてもらおうという狙いがあるようだ。
また、今回のG20では、海洋プラスチックごみ問題が話し合われるということもあり、会場へのプラスチック製品の持ち込みが制限されたほか、食事や飲み物はすべて紙などで提供されている。
安倍首相は大阪に到着後、この会場を視察するとみられていて、その後、すでに到着している参加国の首脳らと分刻みのスケジュールで一対一の会談が組まれている。