野党側 3回目接種進める体制不十分と迫る
野党側は岸田総理大臣に対し、新型コロナワクチンの3回目接種を進める体制が不十分だと迫りました。
立憲民主党の江田議員は再開した大規模接種会場の予約が、すぐに埋まったことなどをあげ、政府が体制を整えればワクチン接種をさらに加速させることができるとただしました。
立憲民主党・江田憲司議員「9分で予約がいっぱいになったということは、打ちたい人がせきを切ってこられたってことなんですよ。だから受け手がしっかりちゃんとできる体制があれば、どんどん増えていくってことを意味している」
岸田総理「要望があるのであるならば、当然しっかりとそれに応えなければいけない。それ(来週)以後に向けても、この状況見ながら拡充していくことは考えていきたい」
また、江田議員は東京都から緊急事態宣言を要請されても、政府として発出しないこともあり得るのかとただしました。
これに対し岸田総理は、「自治体の意見も聞くが、政府としてしっかり判断しなければならない」と述べ、宣言を発出しないこともありうるという考えを示しました。