民放テレビ各社のコンテンツ 違法アップロード実態調査 民放連
民放連=日本民間放送連盟は、インターネット上で違法にアップロードされた民放テレビ各社のコンテンツと広告に関する実態を調査し、22日、結果を公表しました。
民放連は去年11月からおよそ1か月間、YouTubeなど主要なSNSを対象に実態調査を行いました。
それによりますと、登録者数が1万5000人以上の人気YouTubeチャンネルに限定しても、54のチャンネルで違法なアップロードが確認され、動画数は5745件、のべ再生回数はおよそ17億回に上りました。
広告費に換算すると、17億円に相当すると推計しています。
民放連は、「民放は広告主から受け取った広告費を関係者に還元することで、優れたコンテンツが制作される環境を維持している。違法アップロードが野放しになると、日々の取材はもちろん、災害報道への備えや調査報道などが困難となり、民主主義を支える役割を果たせなくなりかねない」と強い危機感を表明しています。
最終更新日:2025年1月22日 18:19