菅官房長官「対策をさらに強化」被災地視察
台風19号で被害を受けた埼玉県の被災地を菅官房長官が視察し、防災・減災に向けた対策をさらに強化していく考えを示した。
菅長官は、川越市を流れる越辺川の氾濫で一時、入所者ら約120人が孤立した特別養護老人ホームを訪れた。また、東松山市の都幾川の堤防が決壊した箇所や、浸水被害を受けた地域などを視察し、住民に声をかけた。
住民「私の家です」
菅官房長官「みんなやられちゃったの?」
住民「二階の床上15センチくらいまで」
政府は去年、防災・減災のため、3年間で7兆円を投じる緊急対策を決めている。菅長官は視察後、「必要なものについてはさらに上乗せをする中で、災害に対応する仕組みをつくっていきたい」と述べ、対策をさらに強化していく考えを示した。