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安倍首相「他議員が同様の処理も問題ない」

2020年2月3日 21:46
安倍首相「他議員が同様の処理も問題ない」

安倍首相は「桜を見る会」の前日に行われた自身の後援会の夕食会について、参加者が会場のホテルに費用を直接、支払っていて買収などにはあたらないと主張しているが他の議員が同じ形式で処理したとしても「問題ない」と述べた。

安倍首相は、これまで夕食会について参加者がホテルに費用を直接、支払っていて安倍事務所や後援会には収支が発生していないため政治資金収支報告書に記載する必要はないほか、買収などにはあたらず、法的に問題ないなどと説明していた。

立憲民主党・辻元幹事長代行「地方議員も含めて、日本中の議員が総理と同じように何千人であろうが大きな会場を借りて、ホテルで領収書さえ出してもらえば同じ方式やっていいと。ここで太鼓判押してください」

安倍首相「同じ形式であれば問題ないということであると、私は考えております」

立憲民主党・辻元幹事長代行「巧妙に考えられた脱法の方法としか思えないですよ」

安倍首相「政治資金規正法上は一切問題ないと、また、公職選挙法上も一切問題ないということで、答弁させていただいているところでございます。脱法という指摘もあたらない」

立憲民主党の辻元幹事長代行はさらに、夕食会の参加者に渡したという領収書を国会に提出するよう迫ったが、安倍首相は「私が後援者に指示、依頼をするものではない」と拒否した。

一方、国民民主党の渡辺副代表は、今月7日に定年を迎える黒川東京高検検事長の定年を延長したことについて「不自然だ」と指摘した。

これに対し、森法相は「管内で遂行している重大かつ複雑、困難な事件の捜査、公判に対応するため」と説明した。