河井夫妻が自民党離党 議員辞職しない意向
去年の参議院選挙をめぐり、公職選挙法違反の疑いがもたれている、河井克行前法務大臣と、妻の案里参議院議員が、自民党を離党しました。
河井夫妻は、16日、「一身上の都合」を理由に離党届を提出し、自民党は17日午後、これを了承しました。
夫の克行氏は、衆議院本会議に出席し、報道陣に対し「やましい政治行動を起こして、法にもとるような政治活動を行ったことはない」と話しましたが「捜査中だ」と述べ、詳しい説明はしませんでした。
また、案里氏も参議院本会議に出席しましたが、報道陣に問いかけに「弁護士から止められている」と一言だけ話し、自らにかけられている疑いについては説明しませんでした。
自民党幹部によりますと、河井夫妻は、議員辞職はしない意向だということです。