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国民、新党巡る対応“代表と幹事長に一任”

2020年7月17日 21:47
国民、新党巡る対応“代表と幹事長に一任”

立憲民主党との新党結成をめぐり、国民民主党が両院議員懇談会を開き、今後の対応を玉木代表と平野幹事長に一任しました。ただ、新党の名前をめぐって両党の意見の隔たりは大きく、今後の見通しは立っていません。

新党をめぐっては、立憲民主党側が国民に対し、両党を解散した上で新しい党をつくり、党名を「立憲民主党」とすることを提案しています。

17日に開かれた国民の懇談会では、新党をつくることについてはほとんどの出席者が賛同したということです。

ただ、党名を「立憲民主党」とすることについては「新党をつくるなら党名も新しくするべきだ」などと反対意見が相次ぎ、今後の対応を玉木代表と平野幹事長に一任しました。

懇談会終了後、玉木代表は、新党名について民主的に選ぶべき、との考えを改めて示しました。

一方、立憲民主党の両院議員懇談会では、新党名を「立憲民主党」とするよう求める意見が多く出たということです。立憲民主党の幹部は「譲れない一線だ」と話していて、両党の溝は大きく隔たっています。