衆議院の憲法審査会の幹事懇談会が今国会で初めて開かれました。

自民党からは、６国会にわたって継続審議となっている国民投票法改正案や、ＣＭ規制のあり方、また、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で国会の機能を保てるのかどうかなどについて、来週、憲法審査会を開いて議論したい、との考えが示されました。

これに対し野党からは、国民投票法改正案の前に、ＣＭ規制の議論をすべきとの従来の主張通りの意見が示された一方、新型コロナウイルスをめぐって憲法審査会を開くことについては「不要ではないが不急だ」などとして、慎重な考えが示されました。

今後の日程については与野党の筆頭間で協議する予定ですが、野党の慎重姿勢は変わらず、今国会中に審査会が開かれるかどうかは不透明な状況です。