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首相、連休前に“3密の回避”など呼びかけ

2020年7月22日 23:15
首相、連休前に“3密の回避”など呼びかけ

政府の新型コロナウイルス対策本部で、安倍首相は、23日からの4連休を前に、「3つの密の回避」など感染予防を徹底するよう呼びかけました。

安倍首相「あすから4連休が始まりますが、3つの密の回避、大声を出す行動を控えること、マスク・手洗い・消毒・換気などを徹底していただくようお願い申し上げます」

安倍首相は、新型コロナの現在の感染状況について、医療提供体制の整備が進んでいることなどをあげ「4月の緊急事態宣言時とは大きく状況が異なっている」と述べました。

その上で「最も重要なことは、効果的な感染防止策を講じながら、社会経済活動を段階的に回復させていく、この両立を図っていくことだ」と述べました。

対策本部では新たに、中国や韓国・台湾など12の国や地域と、ビジネス関係者の往来再開にむけ、交渉に入る方針を確認しました。それ以外の国でも、企業経営者などが原則3日以内の短期間・少人数に限定して、往来ができる仕組みの導入も検討します。

さらに、来年の東京オリンピック・パラリンピックにむけて、選手や大会関係者の入国を認める仕組みを検討していくことになりました。

また、日本での在留資格を持ちながら、入国拒否の影響で日本へ戻れない外国人の入国規制も緩和します。

一方で、外国人のビザの効力やビザ免除を停止するなどの措置は8月末まで延長し、入国拒否の対象に、さらに17の国と地域を追加しました。