“マイナ”めぐり閉会中審査 野党側、健康保険証廃止“延期”求める 加藤厚労相は“予定通り来年秋に廃止”強調
相次ぐマイナンバーのトラブルをめぐり、国会で閉会中審査が行われました。野党側が健康保険証の廃止について延期を求めたのに対し、加藤厚生労働相は予定通り来年秋に廃止する考えを強調しました。
立憲民主党・長妻政調会長「来年の秋廃止というのを、もう微動だに変えずに進むというのはおかしいと思うんですが、これ検討してもらえませんか」
加藤厚労相「どこかで時期を決めなければ移行できないわけでありますので、その時期(来年秋)までにしっかりと、マイナンバーとマイナンバーカードと健康保険証の一体化をしっかり進めていく」
加藤厚生労働相はこのように述べ、予定通り来年秋にマイナンバーカードと健康保険証を一体化する考えを強調しました。
また野党側は、河野デジタル相が将来的にはマイナンバーカードの名称変更も議論の対象になるとの認識を示したことに対し、「名前を変えたら問題がなくなるわけではない」と指摘しました。これに対して河野デジタル相は、変更が必要な理由について「マイナンバーというシステムと マイナンバーカードという物理的なカードは別物」ということを理解してもらうためと説明しました。
一方、野党側がマイナンバーカードの自主返納が全国で相次いでいると指摘したのに対して、河野デジタル相は、今起きているトラブルはマイナンバーとデータのひもづけのミスであり、「カードの自主返納で解決するわけではない」と理解を求めました。
マイナンバーをめぐる閉会中審査は今月26日に参議院でも行われる予定です。
立憲民主党・長妻政調会長「来年の秋廃止というのを、もう微動だに変えずに進むというのはおかしいと思うんですが、これ検討してもらえませんか」
加藤厚労相「どこかで時期を決めなければ移行できないわけでありますので、その時期(来年秋)までにしっかりと、マイナンバーとマイナンバーカードと健康保険証の一体化をしっかり進めていく」
加藤厚生労働相はこのように述べ、予定通り来年秋にマイナンバーカードと健康保険証を一体化する考えを強調しました。
また野党側は、河野デジタル相が将来的にはマイナンバーカードの名称変更も議論の対象になるとの認識を示したことに対し、「名前を変えたら問題がなくなるわけではない」と指摘しました。これに対して河野デジタル相は、変更が必要な理由について「マイナンバーというシステムと マイナンバーカードという物理的なカードは別物」ということを理解してもらうためと説明しました。
一方、野党側がマイナンバーカードの自主返納が全国で相次いでいると指摘したのに対して、河野デジタル相は、今起きているトラブルはマイナンバーとデータのひもづけのミスであり、「カードの自主返納で解決するわけではない」と理解を求めました。
マイナンバーをめぐる閉会中審査は今月26日に参議院でも行われる予定です。