日本と台湾の超党派の議員による日華議員懇談会が総会を開きました。総会に合わせ、自民党の安倍元総理大臣と台湾の蔡英文総統がオンラインで対談し、ウクライナ情勢について意見を交わしました。

総会では、ウクライナ情勢などを踏まえ「力による現状の変更は国際社会に対する脅威だ」「台湾と手を携えて国際秩序を維持することに努力する」との基本方針を決定しました。

また総会に合わせ、安倍元総理と蔡英文総統がリモートでおよそ15分間対談しました。

ウクライナ情勢について安倍元総理は「ロシアの侵略であり我々の築いてきた国際秩序に対する深刻な挑戦だ」「国際社会と連携して対応していく」と話しました。

一方、蔡英文総統は、台湾への軍事的な圧力を強める中国を念頭に「我々、台湾人にとっても他人事ではありません」と述べたという事です。