安倍首相辞意表明「ポスト安倍」候補の反応
安倍総理の辞意表明を受け「ポスト安倍」候補の反応です。
石破元幹事長「(2年前の総裁選で)党員の方々の45%の支持をいただいているということは、自分の中で責任感をもって受けとめなければいかんことだと思います」
岸田政調会長「いま総裁が退陣を表明された直後です。いまは敬意と感謝を申し上げる。次の時代を担うべくみんなで努力していく、こういった気持ちは変わらない」
小泉環境相「総理というのは1人でできる仕事ではありません。そういう仲間が支えてくれなければ、スタート地点にはたてません」
小泉環境大臣は、安倍総理の後任を決める総裁選に立候補するか問われ、このように述べるにとどめました。
その、安倍総理の後任の決め方ですが、自民党関係者によりますと、国会議員に加え、全国の自民党員も投票する正式な「総裁選」ではなく、国会議員のほか、都道府県連の代表だけが投票する「両院議員総会」で決める方向で調整が進んでいます。
ただ、「両院議員総会」だと党員の声が反映されにくく、不利になるとみられる石破氏は、「党員の権利が行使できなくていいのか」と批判しました。
しかし、自民党幹部は、来月15日までには新たな総裁を選出する方針を明らかにしていて、「両院議員総会」で新総裁を決めることは9月1日にも正式に決まる見通しです。