「選択的週休3日制」推進 自民が本格検討
働く人が希望すれば1週間に休みを3日とれる「選択的週休3日制」の推進に向け、自民党が本格的な検討を始めました。
自民党・猪口1億総活躍推進本部長「昭和の時代のような企業だけの人生ということではなく、もっとほかにもやりたかったこと、それを雇用の中で可能にする、そういう意味での柔軟な働き方ということで提案していきたいなと」
3日に開かれた自民党の会合では、「選択的週休3日制」を導入している企業からヒアリングを行いました。今後も、有識者などへのヒアリングを続けるとともに検討を重ね、4月中旬にも政府への提言をまとめる予定です。
これに先だって猪口本部長が示した試案には、「選択的週休3日制」を導入した中小企業への奨励金などが盛り込まれています。猪口本部長は、その狙いについて「中小企業が制度を利用することで、人材の流出を防ぐ手段になることを期待したい」と説明しました。