“接待”12人国家公務員倫理規程に違反か
総務省の幹部らが、菅総理大臣の長男らから接待を受けた問題で、総務省は職員12人が、国家公務員倫理規程に違反する疑いがある会食をしたことを明らかにしました。
総務省は、22日、国会に対して職員12人が菅総理の長男ら、衛星放送関連会社「東北新社」社員らと、のべ38回にわたって国家公務員倫理規程に違反する疑いがある会食をしたと報告しました。
これまで、谷脇総務審議官ら幹部4人が会食をしていたことが報告されていましたが、新たに玉田官房総務課長ら職員8人も接待を受けていたことが明らかになりました。
このうち、現在、内閣広報官の山田真貴子氏については、総務審議官時代の2019年11月に、東北新社の二宮社長や、菅総理の長男らから単価7万4000円あまりの飲食接待を受けていたということです。
立憲民主党・辻元予算委筆頭理事「私が思った以上に、多くの人たちが、菅正剛氏を含む東北新社からの接待。常態化してたんだなというように、おどろきました」
野党側は、現在行われている衆議院予算委員会で、詳しい経緯などについて菅総理らに直接問いただす方針です。