総理「強く抗議する」露の平和条約交渉中断
ロシア外務省が、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉を中断すると発表したことについて、岸田総理大臣は、「強く抗議する」と述べました。
岸田総理は、ロシア側の発表について、強い口調で、「断じて受け入れることはできず逆に日本国として強く抗議する」と述べました。
岸田総理「今回の事態は、全てロシアによるウクライナ侵略に起因して発生しているものであり、それを日露関係に転嫁しようとする今般のロシアの対応、これは極めて不当であり、断じて受け入れることができない。逆に日本国として強く抗議をするところであります」
岸田総理はこのように述べた上で、今後の対応については、「国際社会と協力しながら制裁をしていかなければならない」と述べ、ロシアへの経済制裁を続けていく考えを強調しました。
また、今後、ウクライナとその周辺国に対して追加の人道支援を実施していく考えも示しました。
いま審議されている、一般会計の総額が過去最大の107兆円を超える来年度予算案はまもなく採決され、可決します。
午後には本会議でも採決され、自民・公明の与党に加え、国民民主党も賛成して成立する見通しです。