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音響測定艦29年ぶり就役 海自「あき」

2021年3月4日 18:42
音響測定艦29年ぶり就役 海自「あき」

中国の潜水艦などが活発に活動を続ける中での就役です。

海上自衛隊の音響測定艦として29年ぶりに就役した「あき」は各国の潜水艦の動きなどを把握するため、海中の微細な音声データの収集に当たります。

左右に2つの胴体を持つ独特の構造で、長いケーブルで高性能のソナーをえい航しながら、数百キロの範囲で音を探知するという事です。

「あき」は広島県の呉基地に配備され、性能試験を行ったあと、任務を開始する予定で、海上自衛隊は中国を念頭に日本の周辺海域での対応力強化を図ります。