自衛隊×米軍 中国“海警法”など意見交換
自衛隊とアメリカ軍の制服組トップが17日、テレビ会議を行い、中国が今月施行した海警法についても意見交換しました。
山崎統合幕僚長とアメリカ軍のミリー統合参謀本部議長は17日午前7時からおよそ1時間、テレビ会議形式で会談しました。両者の会談はバイデン政権発足後初めてです。
防衛省によりますと、両者は日本周辺の安全保障情勢について話し合い、中国が今月施行した海警法についても意見交換しました。その際、山崎統合幕僚長からは、国際法との整合性の観点から問題がある点を含んでおり、断じて受け入れられないとの認識を示したということです。
また両者は、自由で開かれたインド太平洋の維持・強化のため、日米を基軸に各国との協力を強めていくことを確認しました。