日印首脳が電話会談“米豪含め連携”で一致
菅総理大臣は9日、インドのモディ首相と電話会談し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け日印の二国間協力に加え、日米豪印の協力を着実に進めていくことで一致しました。
会談は日本側の提案で開催されたもので、およそ40分間行われました。両首脳は地域情勢についても意見を交わし、菅総理は中国による東シナ海・南シナ海の一方的な現状変更の試みや、海警法、香港、新疆ウイグル自治区の現状について深刻な懸念を表明したということです。また、両首脳はミャンマー情勢について緊密に連携していくことを確認しました。
政府関係者によりますと、12日に日米豪印4か国首脳による初めてのテレビ会談を開催する方向で調整しています。