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都“まん延防止”要請 首相「適切に判断」

2021年4月8日 15:24
都“まん延防止”要請 首相「適切に判断」

国会では、野党側が菅首相に対し、早急に、東京都にまん延防止等重点措置を適用するよう求めました。

菅首相はこれまで通り、東京都と専門家の意見を聞いて、適切に判断すると述べるにとどめました。

立憲民主党・中島克仁議員「早急に、東京にもまん延防止等重点措置を適用するべきだと考えますが、総理の答弁を求めます」

菅首相「政府としては、新規感染者数や病床の状況などを勘案し、東京都や専門家のご意見も伺いながら、適切に判断をしてまいります」

政権幹部は「東京都が要請してきたら受ける」と話していて、政府は、東京都へのまん延防止等重点措置の適用を、9日、決定する方針です。

政府は、先月解除された緊急事態宣言では、首都圏1都3県を一体で判断していましたが、政府高官は「まん延防止等重点措置は、地域ごとに判断する」として、一体ではなく個別に判断する方針です。

政府は、東京都とあわせて適用が必要な地域がないか検討していて、菅首相は8日夕方、西村担当大臣ら関係閣僚と協議して、最終判断することにしています。

政府は、9日、専門家の意見を聞いた上で国会に報告し、対策本部を開いて決定する予定です。