中露共同飛行に浜田防衛相「重大な懸念」
今月6日から2日間にわたり、中国とロシアの爆撃機が行った共同飛行について、浜田防衛相は「我が国の安全保障上、重大な懸念と考えている」と危機感を示しました。
今月6日から2日間にわたり、中国とロシアの爆撃機が日本周辺の上空で共同飛行を行い、のべ19機の戦闘機も合流しました。
共同飛行は6回目ですが、合流した戦闘機の数は公表された中で最も多く、2日間にわたって実施されたのは初めてです。
浜田防衛相は度重なる共同飛行について「我が国周辺における活動の拡大、活発化を意味するとともに、我が国に対する示威行動を明確に意図したものであり、我が国の安全保障上、重大な懸念と考えている」と述べました。
その上で、浜田防衛相は引き続き、警戒監視に万全を期す考えを示しました。