“総裁選”高市氏 きょう午後立候補表明へ
自民党の総裁選挙をめぐり高市前総務相は8日夕方、正式に立候補を表明することにしています。
総裁選に立候補を表明するのは岸田前政調会長に続いて2人目で、総裁選の構図が徐々に固まってきました。
高市氏は、8日午後4時から会見を行い立候補を表明します。アベノミクスを発展させ、災害などの緊急時に機動的な財政出動を行ったり、危機管理のための、投資を強化していくことなどを訴えるとみられます。
一方、岸田前政調会長は8日午前10時頃、自らの経済政策を発表しました。「令和版所得倍増」を掲げ、国が主導して看護師や介護士、保育士などの賃金を増やすことや、新たに、経済安全保障を担当する大臣を置くことなどを打ち出しています。
立候補の意向を固めた河野ワクチン担当相は、連日、自身が所属する麻生派の幹部と会談し、支持を訴えています。麻生派は8日午後、会合を開き会長の麻生副総理が各議員から意見を聞くことにしています。
立憲民主党・枝野代表「(野党各党が)それぞれの持っている強みをお互いに生かしあいながら、この衆議院選挙を戦えば、必ずや政権を代えることができる」
立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の野党4党は野党共闘を呼びかける「市民連合」の仲介で、衆議院選挙での共通政策を合意しました。格差や貧困を是正するため消費税の減税や最低賃金の引き上げや原発のない脱炭素社会の追求などを訴えます。