総裁選 高市前総務相が立候補目指す考え
来月末の任期満了に伴う自民党の総裁選挙をめぐり、高市早苗前総務相が日本テレビのインタビューに応じ、立候補を目指す考えを表明しました。
高市前総務相「(総裁選の)実施が決まりましたら出馬をさせていただきたい。今回は菅総裁の胸を借りて、しっかりと自民党の中で様々な議論がかわされ、もっとこういう方法があるよ、もっとこういう対応をしたらいいんじゃないか、自民党の中の多様な意見、また新しいアイデア、こういったものも広く国民の皆様、党員の皆様にも知っていただきたいし、非常にそれは大きな意味だと思っております」
高市前総務相は立候補を目指す理由について、相次ぐ災害や新型コロナ感染拡大による「猛烈な危機感」があり、「少しでもリスクを軽減するために働きたい」と語りました。また、安倍前総理に総裁選への立候補を打診し続けたものの断られたため、先月の下旬に「自分が戦おうと決心した」と述べました。
立候補に必要な推薦人20人を確保できるかについては、「総裁選の日程が決まってから一生懸命頑張りたい」などと述べるにとどめました。
総裁選をめぐっては、下村政調会長も19日、二階幹事長に対し立候補への意欲を伝えました。一方、菅総理はすでに立候補する考えを表明しています。
総裁選の日程は、来週26日に決まる予定です。