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自民「政治刷新本部」が初会合 岸田首相「民主主義守るため変わらねば」

2024年1月11日 11:54
自民「政治刷新本部」が初会合 岸田首相「民主主義守るため変わらねば」
派閥の政治資金をめぐる事件を受け、自民党では、再発防止策や派閥のあり方について議論する政治刷新本部の初会合が開かれています。

派閥の存在について、党内の意見が割れる中、どこまで具体的な信頼回復策を打ち出せるのか。本部長としての岸田首相の手腕が問われます。

岸田首相
「国民の信頼を回復するために、そして日本の民主主義を守るためには、自民党自ら変わらなければならない」

政治刷新本部には、茂木幹事長ら党幹部のほか麻生副総裁と菅前首相が最高顧問として参加し、小泉元環境相ら中堅議員も加わります。また、渦中の安倍派からも10人の議員が加わり、およそ40人で議論が行われます。

刷新本部では、罰則の強化など政治資金規正法の改正も視野に議論が行われる見通しです。

一方、派閥をめぐり、国民から厳しい目が注がれる中、派閥は必要とする麻生副総裁と必要ないとする菅前首相らの意見を集約し、岸田首相が派閥のあり方について国民に響く対策を打ち出せるかが焦点です。

刷新本部は、来週にも党所属の全議員が参加できる議論の場を設けた上で、通常国会が召集される予定の今月26日までに中間とりまとめを行う方針です。

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