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首相「外交デビュー」100億ドル支援表明

2021年11月2日 23:35

気候変動の問題を話し合う「COP26」で、岸田首相がスピーチを行いました。

現地での滞在時間わずか8時間という異例の強行日程で出席に踏み切った背景には、石炭火力発電に依存する日本への批判が高まる中、会議に参加し日本の考えを直接伝える狙いがあります。

岸田首相「気候変動という人類共通の課題に、日本は総力を挙げて取り組んでまいります」

岸田首相は演説で、途上国の温暖化対策支援として、新たに、今後5年間で最大100億ドルの追加の資金援助を行うと表明しました。

さらに、アジア地域の途上国の脱炭素化に向け、火力発電を温室効果ガスの排出を抑えた「ゼロエミッション火力」に転換するため、1億ドル規模の事業を展開する考えを明らかにしました。

またこれに先立ち、岸田首相はアメリカのバイデン大統領と短時間懇談し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、引き続き連携することを確認しました。

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