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共産党・志位委員長 元党員男性の除名処分「当然の対応」 党員投票で党トップ選出すべきと主張

2023年2月9日 21:59
共産党・志位委員長 元党員男性の除名処分「当然の対応」 党員投票で党トップ選出すべきと主張

共産党の志位委員長は、党のトップである委員長を党員投票で選出すべきと主張する元党員の男性を、除名処分としたことについて、「当然の対応だ」と述べました。

元党員でジャーナリストの松竹伸幸さんは、志位委員長の在任期間が20年を超えていることなどを批判した上で、すべての党員が投票する「党首選挙」で委員長を選ぶべきと主張しています。

共産党は6日、松竹氏のこうした行動が「党内に分派はつくらない」などとする党の規約違反にあたるとして、除名処分にしていました。一方で、党の方針に異論を唱えた党員を除名処分にしたことについては、「独裁ではないか」などと一部で批判の声もあがっています。

9日に会見した志位委員長は、こうした批判に対して「異論を持っているから、排除したわけではない。異論を党規約に基づく正式のルートで表明することを一切やらないまま突然外から攻撃したことは党規約に反する」と述べて反論しました。その上で、「手続き上も、除名という判断も適切だった」と強調しました。

一方、松竹氏は、自身の活動は「規約に反しない」として、処分の撤回を求めています。