内閣改造・党役員人事で調整加速 萩生田経産相は留任を強く希望
内閣改造と自民党の役員人事を10日に控え、岸田首相は官房長官ら政権の骨格を維持する方針を固めるなど人事の調整を進めています。
岸田首相は8日、公明党の山口代表と党首会談を行った他、この週末も自民党幹部らと相次いで会談し調整を加速させています。
公明党・山口代表「我々の希望を受け止めていただいて、任命いただきたいと強く希望しております」
岸田首相は、公明党の斉藤国交相を留任させる方向で調整を進めています。
また、7日、岸田首相と会談した萩生田経産相は会見で留任したい考えを強調しました。
萩生田経産相「一年、経産大臣をつとめさせていただいて、先日GX担当大臣も拝命しました。当然、継続してやっていくことが望ましいのではないかと」
萩生田経産相は閣内にとどまるか党の要職での起用が検討されていますが、エネルギー政策や福島の復興などをあげ「継続してやった方がいい」と留任を強く希望しました。
岸田首相は8日夕方、自民党の臨時役員会と総務会を開き人事の一任をとりつける方針です。