岸田首相が茂木幹事長と会談「内閣改造」調整本格化 政権の骨格維持へ
岸田首相は10日に行う内閣改造・自民党役員人事について、茂木幹事長と会談するなど調整を本格化させています。
岸田首相は7日、首相公邸で、茂木幹事長や、萩生田経済産業大臣と相次いで会談するなど、人事について意見交換を行っています。
岸田首相はこれまでに麻生副総裁と茂木幹事長に加え、新たに松野官房長官を留任させる意向を固めました。政権の骨格を維持することで安定した政権運営につなげたい考えです。
また、林外務相と鈴木財務相、斉藤国土交通相を留任させる方向で調整しています。また、萩生田経産相は留任を含め閣内か党の要職での起用が検討されています。
一方、岸防衛相は健康面を考慮して交代させる方向で調整しています。
政権幹部によると、岸田総理は7日夜中に自民党の役員人事を固め、8日に臨時の役員会と総務会を開いて一任をとりつける方針です。