11月の消費者物価指数、前年比3.7%上昇 約41年ぶりの上昇幅に
11月の消費者物価指数は、生鮮食品を除くと去年の同じ月より3.7%上がりました。およそ41年ぶりの上昇幅です。
総務省統計局が23日朝に公表した11月の消費者物価指数は、変動の激しい生鮮食品を除くと103.8で、去年の同じ月より3.7%上昇しました。1981年12月以来、40年11か月ぶりの上昇です。
ガス代、電気代が2割高くなったほか、食用油が35.0%、携帯電話機が20.1%上がっています。
また、チョコレートは円安による原材料費や包装材の高騰を受け9.3%、豚肉は外食・内食とも需要が伸びて8.5%、それぞれ上がりました。
一方、政府の全国旅行支援により宿泊料は去年から20.0%下がりました。