米消費者物価指数、5か月連続で鈍化 利上げ幅を0.5%に縮小の見通し
アメリカの11月の消費者物価指数は、5か月連続で鈍化しました。
アメリカ労働省が13日に発表した11月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて7.1%上昇しました。事前の市場予想を下回り、5か月連続の鈍化です。
市場では、インフレがピークを越えたとの見方が強まり、ダウ平均株価の上げ幅は一時700ドルを超えました。
インフレを抑え込むため大幅な利上げを継続しているFRB(=連邦準備制度理事会)は、14日の会合で利上げ幅を0.5%に縮小する見通しです。
これを受け、外国為替市場では円高が進み、円相場は一時、1ドル=134円台まで上昇しました。