一時1ドル=133円台まで上昇 きょうだけで2円近く円高進む
東京外国為替市場で円相場は2日だけで2円近く円高方向に進み、今年8月以来、およそ3か月半ぶりに一時1ドル=133円台まで上昇しました。
これはアメリカの製造業に関する経済指標が予想を下回ったことなどから、今後、アメリカの利上げのペースが鈍化するとの見方が市場で広がっているためです。日米の金利差の縮小を見込んだドル売り円買いの動きが急速に強まりました。
円相場は、おととい11月30日にアメリカのFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長が早ければ12月の会合で利上げペースを減速するとの考えを示したことをきっかけに、3日間で5円以上の円高となっています。