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円高急進 日米の金利差“縮小”との観測 FRB議長の利上げペース減速発言を受け

2022年12月1日 11:53
円高急進 日米の金利差“縮小”との観測 FRB議長の利上げペース減速発言を受け

FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が先月30日、早ければ12月の会合で利上げペースを減速するとの考えを示しました。これを受け日本市場では日米の金利差が縮小するとの思惑が広がり、急速に円高が進みました。

1日朝の外国為替市場で円相場は8月下旬以来およそ3か月ぶりに1ドル=136円台をつけました。一時は135円台をうかがうほど円が買われる場面もありました。

また、東京株式市場は日経平均株価が大きく値を上げました。ダウ平均の大幅高を受け、朝方には400円を超える上昇となり、先月30日まで4日連続で値下がりしていた反動も株価上昇の要因となっています。

1日午前の終値は先月30日に比べて312円05銭高い2万8281円04銭でした。