米CPI発表で円高進む…一時1ドル=140円台 日経平均株価も約2か月ぶり2万8000円台回復
日本時間の10日夜に発表されたアメリカの10月の消費者物価指数(=CPI)が市場予想を下回ったことなどを受け、円相場が一時、1ドル=140円台まで円高に進みました。
外国為替市場で円相場は急速に円高が進み、11日朝、一時1ドル=140円台まで上昇しました。また、日経平均株価も前の日の終値から一時800円以上値上がりし、9月13日以来およそ2か月ぶりに2万8000円台を回復しています。
これは、日本時間10日夜に発表されたアメリカの10月の消費者物価の上昇率が市場予想を下回ったことを受け、アメリカの利上げペースが減速するとの見方が強まったためです。
円相場はドルを売って円を買う動きが強まり、株価はニューヨーク市場と同様に大幅に値上がりしています。