一時1ドル=146円台「為替介入実施」の観測も
円相場が一時1ドル=146円台まで急騰し、極めて不安定な相場となりました。市場からは「為替介入が実施されたのでは」との観測も出ています。
外国為替市場で21日も急速に円安が進み、午後9時半すぎに円相場が1ドル=151円90銭台まで下落して152円目前まで迫りました。
しかし、その後、円相場は急激に円高に動き、22日午前1時ごろに一時1ドル=146円台前半まで急上昇。一気に6円近く円高に進む、極めて不安定な相場となりました。
この円相場の急騰に、ある市場関係者は「アメリカの金利の動きに対してあまりにも不自然な円相場の動きとなっている」と話していて、市場では「為替介入が実施されたのでは」との観測も出ています。
為替介入をめぐっては、先月22日に政府・日銀が円買いの市場介入に踏み切りましたが、それ以降も、円を売ってドルを買う動きが強まり、円安が進んでいました。