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G7外相会合終了 上川外相が議長国会見“人道目的の戦闘一時休止が必要で一致”

2023年11月8日 17:52
G7外相会合終了 上川外相が議長国会見“人道目的の戦闘一時休止が必要で一致”

イスラエルとハマスの衝突が始まってから初めて、対面で行われたG7=主要7か国の外相会合が終わり、上川外相による議長国会見が行われました。中継です。

上川外相は会見で、G7として中東情勢をめぐり、「人道目的の戦闘の一時休止が必要」との認識で一致したと明らかにしました。

上川外相「人道支援を容易にするための人道的(戦闘の)休止、および人道回廊を支持すること(で一致した)。人道的(戦闘)休止やその後の和平プロセスを含め、一致したメッセージを文書の形でまとめることができたことは、重要な成果となったと考えています」

上川外相はまた、イスラエルの軍事行動に一定の理解は示しましたが、「全ての行動は国際法に従って行われるべきだ」と改めてクギも刺しました。

外務省幹部は、「衝突から1か月でG7が一致して中東和平に向けて前向きなメッセージを出せたのはよかった」と手応えを語っています。

一方、G7外相はウクライナ情勢をめぐり、「結束して、厳しい対ロシア制裁や強力なウクライナ支援に取り組む姿勢は不変である」ということを確認しました。

午後には、オンラインで参加したウクライナのクレバ外相にも支援の継続を伝えました。