林外相はアメリカの「タイム」誌に掲載された岸田首相のインタビュー記事について、「表題と中身に乖離がある」として、「タイム」誌側に指摘したことを明らかにしました。記事は掲載当初から一部が変更されています。

「タイム」誌は、今月9日付で岸田首相に対して行ったインタビューの記事を掲載しました。当初タイトルは、「岸田首相が平和主義だった日本を軍事大国に変える」となっていましたが、その後、電子版では「平和主義だった日本に国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている」に変更されています。

林外相
「表題と中身に乖離があるということを指摘をいたしましたが、詳細なやりとりについて述べることは差し控えたいと思います」

松野官房長官は、こうした指摘は、ニューヨーク総領事館を通じて「タイム」誌本社に対して行ったとしています。