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消息絶った陸自ヘリか 窓枠など“機体の一部”写真公開

2023年4月7日 4:53
消息絶った陸自ヘリか 窓枠など“機体の一部”写真公開

陸上自衛隊は、沖縄県・宮古島周辺で消息を絶ったヘリコプターに、九州南部の防衛警備を担当する第8師団のトップら10人が搭乗していたと発表しました。周辺海域では、機体の一部とみられるものも発見されています。

森下陸上幕僚長「当該機の燃料枯渇および宮古島北西海域において、これまで発見された機材らしきものの状況から総合的に判断し、航空事故と概定(判断)いたしました。搭乗員は10名。搭乗員には第8師団長、陸将、坂本雄一が搭乗していました」

陸上自衛隊によりますと、消息を絶ったのは多用途ヘリコプター「UH60JA」1機で、離陸からおよそ10分後の6日午後3時56分ごろ、沖縄県・宮古島周辺を飛行中に消息を絶ったということです。

また、ヘリには、九州南部の防衛警備や災害派遣任務を担当する第8師団のトップで陸将の坂本雄一師団長をはじめ、パイロット2人、整備員2人を含む10人が搭乗していたと発表しました。

海上保安庁によりますと、これまでにローターや窓枠など、機体の一部とみられるもののほか、「陸上自衛隊」と書かれた救命ボートが発見されたということです。

海上保安庁は6日午後6時半ごろから7時ごろにかけて巡視船が発見した機体の一部とみられる漂流物の写真を7日未明、新たに7点公開しました。

陸上自衛隊によりますと、消息を絶ったヘリコプターは、上空から地形を確認する偵察任務の訓練中だったということです。