「葬送のフリーレン」で主権者教育 「三議長会」地方議会への理解深めて
全国の都道府県議会、市議会、そして町村議会の議長が構成する「三議長会」は14日、小学生から大学生までの若者を主な対象に地方議会についての理解を促進するため、人気アニメ「葬送のフリーレン」のキャラクターが登場するリーフレットを作成しました。
背景には、主権者である国民の地方議会への興味や関心が低下し、人口減少や高齢化も相まって、地域によっては、地方議会の議員定数割れや無投票再選が発生する深刻な事態があります。
リーフレットには、地方議会の役割や地方議会に自分たちの声を届ける方法などが、子どもでも理解しやすい言葉で説明されています。
「葬送のフリーレン」のキャラクターを起用した理由について、全国都道府県議会議長会会長の山本徹富山県議会議長は「物語を通じて、自らが関わる問題を仲間と議論し、助け合いながら解決していく様子が描かれ、地方議会に関する民主主義教育としてふさわしい」と説明しました。
リーフレットは全国都道府県議会議長会のホームページからダウンロードすることができます。
https://www.gichokai.gr.jp/b18b.asp?SrchID=3&kword1=