政府がウクライナ支援の一環で受け入れたウクライナ軍の負傷兵が8日に日本に到着しました。都内にある自衛隊中央病院に入り、治療やリハビリにかかる費用は、日本政府が負担します。

到着したのは、ウクライナ軍の20代の兵士2人で、いずれもロシア軍との戦闘によって、足を切断するなどの重傷を負っています。

ウクライナ軍の負傷兵の受け入れは、ウクライナ支援の一環で行われるもので、先月のG7広島サミットに合わせて来日したゼレンスキー大統領に、岸田総理大臣が直接受け入れる方針を伝えていました。

治療やリハビリは、1か月から2か月間かけて行われる予定で、費用、1人あたりおよそ220万円から420万円は、日本側が負担するということです。